ポストNIRVANA世代の筆頭格「SILVERCHAIR」が突然聴きたくなって

なぜだか急にSILVERCHAIRが聴きたくなり、Youtubeに上がっている動画を観てみた。かつて持っていたCDは今どこにあるのだろうか。『Frogstomp』『Freak Show』『Neon Ballroom』の3枚は持っていたはずだが。
 
さてSILVERCHAIR(シルヴァーチェアー)だが、1994年にオーストラリアで結成されたオルタナ、ロックバンドである。NIRVANAなどが隆盛を極めた90年代前半のグランジブームの流れから生まれたバンドの一つではあるが、彼らがSILVERCHAIRを結成した時、メンバー全員15歳と桁違いに若く、しかも95年に出したアルバム『Frogstomp』が地元オーストラリアで1位を記録し、それだけでなく全米9位にもランクインする大ヒット。15歳にしてスターになった。
 
僕が始めて彼らの事を知り、購入したアルバムは2ndの『Freak Show』である。代表曲の『Freak』を始め、アルバム全体にグランジ感溢れるのが特徴。『Freak Show』の時でもSILVERCHAIRの面々は17歳。すごいな。


 

当時僕は「今さら」NIRVANAを聴いており、その流れでSILVERCHAIRも聴いたので、違和感無く聴けた。NIRVANAよりも暗く、重い感じがしたので、当時の僕の心境に合っていた(NIRVANAは暗いというか狂気)。
 
『Freak Show』が良かったので、1st『Frogstomp』も購入し、聴いてみた。SILVERCHAIRの名を全世界に知らしめた代表曲が『Tomorrow』。14歳のSILVERCHAIRである。


 

グランジ色が強い1stと2ndであるが、3rdアルバム『Neon Ballroom』では少しこれまでとは趣きの異なる曲調となった。個人的には「これはこれで良い」と言ったものだが、セールス的には2ndがピークとなったようだ。『Neon Ballroom』の1曲目『Emotion Sickness』はピアノの音が荘厳な雰囲気を作り、重厚な曲で好きだった。


 

僕がSILVERCHAIRを追ってたのはここまでで、4th、5thアルバムは聴いていない。そして2011年に彼らは解散した。79年生まれの彼らは今年37歳になる。14歳でスターになった彼らなのでまだまだ若い。ところでボーカルのダニエル・ジョーンズがナタリー・インブルーリアと結婚してた(現在は離婚)と知った時はちょっとびっくりした。ナタリー・インブルーリアのアルバムも持っていたので。月並みではあるが『Torn』は良い曲。